.

古代中国では快感こそが人間のエネルギーのもとである


古代中国ではセックスの悦びが一番大事だと考えられていた!?

人類の歴史はセックス抜きでは考えられません。1万年前の人たちも性生活を送っていたはずですし、そこには悦楽・エクスタシーもあったはずです。一部の宗教においては、性の快楽追及は良くないこととされていて、子づくり目的以外のセックスを禁止している宗派もありますが、インドや中国の古代思想においては、むしろ、どう悦楽を得るのかが大切にされ、快感こそが人間のエネルギーのもとであるという考え方を持っていました。孔子もセックスをとても重要視しており、妻との性交について一定回数することが必要と説いています。

国の繁栄のためには子づくりが必要だった!?

歴史上繁栄したすべての国において、「人口増」はとても重要な要素でした。戦争をすれば死者がでるため、人口は減ってしまいます。それを補うためには女性が生まなければなりませんし、そのためには「セックス」が必要でした。出産制限などすればいずれは国が衰退してしまうことを、古代から人々は知っていました。それゆえ、性は推奨されましたし、喜びのためのテクニックを啓蒙することもありました。

性の指南書としてはインドのカーマスートラがもっとも有名ですが、これは4世紀ころに書かれたものです。中国ではそれよりもはるか昔からセックスについての研究がなされ、指南書も著わされていますが、その根本にある思想は、「男性はセックスでエネルギーを得る」というものです。性交にともなう快感は、あらゆる意味でのエネルギーにつながると信じられていました。エクスタシーによって知能がより高くなり、精力がついて、長生きもできると考えられており、セックスは欠かせないもの、できる限りすべきもの。また、女性を悦ばせれば悦ばせるほど、男性が受け取るパワーも強くなるとされ、女性を悦ばせるテクニックについても研究されていました。実に真面目なとりくみとして、性生活を分析していたのです。

孔子いわく、「5日に1回は最低限のおつとめです」

男性が射精しそうになるのをこらえて一気に爆発すると、快感が大きくなります。古代中国では、「がまん」によって性的エネルギーが高まるので、なるべくすぐに射精しないことが推奨されていました。また、女性は無限大のエネルギーをもっており、男性は性交によって、女性からそれを受け取る。そのためには、相手の女性にエクスタシーを与えることが重要だとしています。セックスはエネルギーの交換作業なので、男性はできる限り頻繁にセックスすべきと説いていたのです。

妻が性的欲求不満をかかえることはいけないこととされ、男性には妻を悦ばせる義務があるとも考えられていました。儒教の祖である孔子は、「男性は50才になるまでは、最低でも5日に1回は妻と性交すべき」と述べています。そのくらいの頻度を保たなければ、妻を悦ばせることも、妻からエネルギーをもらって長生きすることもできないと考えていたのです。

古代中国では、セックスはエネルギーを得るための重要な行為と考えられていました。孔子は女性を満足させるために「5日に1回は性交すべき」と説き、自らは妻と愛人とそれぞれに「5日に1回」、つまり、「5日に2回」以上のセックスを継続していました。それによって長生きできたのかも知れません。

Menu