春画から見る~江戸時代のセックス文化


春画から読み取る日本人のセックス

みなさんは「浮世絵」というものをご存じでしょうか?
言葉だけ聞いてもぴんとこないかもしれませんが、日本が世界に誇る絵画ジャンルの一つです。
そんな日本独自の文化にも日本のセックスが映し出されていたのです。

浮世絵が持つ情報

現代は情報社会と言われ、莫大な量の情報が様々な媒体を通して飛び交っています。
どんなニュースもパソコンを開けば手に入る今の状況と違って、江戸時代は見たい情報を探すだけでも一苦労でした。

そんな事情があったからこそ誕生したのが浮世絵だとも言われています。
浮世絵は社会的風俗を風刺する重要な存在で、歴史的に価値のある絵画が数多く誕生した裏で、春画なるものも多く描かれてきました。
この春画こそが現代で言うところのアダルトビデオの代わりとなっており、当時の人々はこぞって春画から性情報を入手していたのです。

自分の欲情を満たし、性のテクニックを多くの人々に伝えてきた春画を見ることで江戸時代のセックス文化に触れてみましょう。

それは無理がありますよ!

春画には男女の性行為が直接描写されているものが少なくありません。
現代で言うアダルトビデオの役割もこなしていたと言うので無理もないでしょう。
写真なら現実に起こっていることを映し出すので物理的な限界がありますが、絵の持つ可能性は無限大です。
そのため春画の中にはどう考えても無理があるアクロバティックな格好で男女が性行為にいそしむ姿が数多く描かれています。

先述したように春画には浮世絵という絵画ジャンルにおける偉大な歴史的価値がありますが、当時は性情報を持つ数少ない媒体でした。
逆に言えば江戸時代でセックスを学ぼうと思えば誰かに教えてもらうか、春画から学ぶかしかありません。
アダルトビデオの役割を兼ね備える春画では、男女の挿入部分などを映し出す必要がありましたが、正常位などのオーソドックスな体位ではどうしても大事なところを描ききれません。
アクロバティックな体位で性行為を行う春画が多いのは情報としての役割を果たしていたからだとの説もあります。

より素晴らしいセックスを求めて春画からテクニックを盗んできた男女が必死に無理な態勢で性行為をして、翌日には腰痛になったかもしれないなんてことを考えたら少し滑稽に思えてしまいますね。

日本も例外なくいつの時代も大衆は性を求めていました。
現実的には難しい体位が数多く存在する春画からなんとかテクニックを盗んできて、江戸時代式セックスを楽しむのも一興かもしれません。

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