最古の経典カーマ・スートラ 世界の性の歴史をひもとく


インド人が思う人生における目的とは?

キス
教典という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?その中でも、インドには遠い昔に誕生した性に関する教典「カーマ・スートラ」があり、驚くことに現存するインド三大教典の中で最も大事なものだとされています。彼らがいかに性を重要視していたかがわかる、貴重な文献と言えるでしょう。

人生の三大目的

インド人が人生において考える大事なものとして実利、真理、愛欲が挙げられています。

愛を表現するのが苦手な日本人にとっては、この3つを見比べるとどうしても愛欲は不純なものに見えてしまうかもしれません。しかし、カーマ・スートラを読み進めていくと愛欲も立派な人生の目的の一つであると納得することができます。

なぜ愛欲が重要なの?

性行為なんて所詮、欲望を満たすためのもの、なんて考えている方はおられませんか?確かに人によってはそれも一つの考え方と言えるでしょう。しかし、古代インド人は違った考えを持っていたようです。

セックスは男女が直接コミュニケーションを交わせる貴重な場の一つです。一人でできることであれば個人の自由ですが、セックスは二人が揃って初めて成立します。だからこそ奥深く、人によって捉え方も違うので人生にとっても非常に重要だと考えられたのではないでしょうか。

セックスの意味

異性同士で過ごす濃密な時間には様々な意味があります。お互いの心と体を満たし合うため、触れ合うため、挙げだしたらキリがありません。

当然人間には子孫を繁栄させなくてはという本能もあります。それには性行為が必須であるのは周知の事実でしょう。自分たちの遺伝子を次世代に継いでいくことを真面目に考えたとき、いかに愛欲が重要なのかを彼らはしっかり理解していたのではないでしょうか?

インドでは古くから愛欲に関する考え方があり、非常に大切にされてきました。今と昔では多くの事が変化していますが、男女間の人生における性の重要性は昔から変わっていません。性に関わることを単純に快感だけで終わらせていませんか?愛欲の世界は思っているよりも広大で、極め続ける価値があります。もう一度セックスの意味を考え直してみるべきでしょう。

Menu