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古代エジプトの「仮説」


エジプトはオナニーから生まれた!?

文明の高度に発達した現代においても、宇宙がどのように誕生したのかは解明されていません。最先端の科学においては、ビッグバン理論というものが提唱され、ある瞬間の偶然の揺らぎから大爆発が起こり、百数十億年を経て「今」があるとされています。ただ、これはあくまでも「仮説」に過ぎず、検証されることはありません。いくつかの「証拠」によって、「正しそうな感じ」ということにはなりつつありますが、同じ現象を再現することは不可能です。新しい宇宙を作り出すことはできませんので、確認のしようがありません。1000年後の未来には、「ビッグバン理論」は笑いものにされている可能性すらあるということです。「昔の人はバカバカしい思い付きをまじめに信じていた」と。

現代の我々は古代人の「理論」を陳腐なものとして扱うことがしばしばありますが、必ずしも笑えない、ということです。それぞれの時代背景を想像しつつ古代の「理屈」を眺めてみれば、時代をより深く理解できるのかもしれません。例えば、エジプトのファラオ(王)は、川に向かってオナニーをする習慣がありました。作物の豊作を願う儀式ですが、真っ白なスペルマが作物の元になっていると考えられていたからです。

セックスこそが神秘だった!?

数千年前の古代の人々は現代の我々から見れば、奇妙な発想やありそうにない理論の数々をまじめに信じていましたが、「仮説に過ぎない」という点では、現代のビッグバン理論と大差はないとも言えるでしょう。古代エジプトには、奇妙な信仰がありました。例えばミイラは、亡くなった人が復活すると考えられていたために、作られたものです。人が復活するということについては、現代では否定的な考えが支配的ですが、あり得ないと証明されているわけではありません。もしかすると、いつかどこかでミイラが復活するかも知れないからです。

宇宙の始まりについては、精子から誕生したと信じられていました。セックスやオーガズムについて神秘的な力を感じていたからでしょう。勃起したペニスを濡れたヴァギナに挿入すると、男も女も不思議な快感に包まれ、発射の瞬間には他では感じることのできないオーガズムに襲われます。それを繰り返すことで子どもが生まれ、ひとりの人間として成長していく様も、神秘です。こうしたことから、精子には物を生み出す力があると信じられるようになりました。現代人にとっては「あり得ない」理論ですが、ビッグバン理論と同様に、今も有効な「仮説」です。神様がセックスして宇宙が生まれたということを、今もって科学的には否定できません。

オナニーすれば豊作になる!?

「作物も精子から生まれると考えられていたために、国を治めるファラオ(王)にとっては、豊作のために精子をばらまくことも仕事でした。古代のエジプトでは、ナイル川のほとりにファラオが立ち、オナニーをして川に向かって精子を飛ばしました。川水に混ざった精子が、国中の田畑を潤し作物の成長を促すのです。ファラオがオナニーを怠ればたちまち凶作となってしまいますので、射精はとても大切な行事でした。

大勢の家臣や国民に見つめられつつ自慰をするわけですので、馴れないファラオは勃起できなくなってしまうこともあったでしょう。現代ならバイアグラを飲んで立たせれば良いのですが、当時はそんな薬はありません。どうしても立たないときにはお付きの侍女たちが立たせることになります。次々と交代してフェラチオしたのでしょう。衆目を集めるなかですので現代なら恥ずかしい行いですが、国のための厳格な儀式ですか粛々と行われ、射精間近になると口からペニスを抜いて、川に向かって放出したはずです。

初心者のファラオなら外に出すのを忘れて、侍女の口のなかに思いっきり射精してしまうこともあったのではないでしょうか。さまざまなトラブルがあったと想像すると滑稽ですが、現代人の行いのなかにも、未来人から見れば滑稽なことはいくらでもあるのでしょう。

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