.

完全な男性優位がゆえに、男同士の性的社会がつくられた


ソクラテス、プラトン、アリストテレスはペニスつながりだった!?

古代ギリシアにはセックスにおけるタブーは存在しませんでした。むしろ、色んな性を楽しむことこそが人生にとって必要だと考えられており、性の悦楽を至上のものととらえていました。その背景には、戦争があります。ギリシア地域は独立を守るために、しばしば周辺国との戦わねばなりませんでした。命がけで戦うもの同士の絆を深めるために、単なる友情ではなく、それ以上のつながりが必要だったのです。そのため、兵士たちの間では男性同士のアナルセックスがごく当たり前で、性的につながっていなければ強い戦闘集団はできないとすら考えられていました。
そのような考え方は、次第に兵士以外の男性にも広がり、哲学者の間でも先生と弟子とのつながりを深めるために肉体関係をもつことが一般的になっていたのです。ハグをしたり握手をしたりするのと同じくらいカジュアルに、仲間内でアナルセックスが行なわれていました。

完全な男性優位がゆえに、男同士の性的社会がつくられた

古代ギリシアは戦争にあけくれていました。国を守るために男は戦い政治を行なっていたので、男性の地位は高まり、女性は下がります。女性とのセックスは、いわば格下の者との行為ということになります。逆に男性との性行為は、対等なもの同士の肉欲。そのため、男色がとても重んじられたのです。また、戦争をすればかならず死ぬ者がでます。若くて性的経験のないまま死んでしまってはかわいそう。
そこで、戦場では先輩兵士が若い兵士に性の悦びを教えるために、アナルセックスを指導していました。軍隊の中では、男性のものを受け入れたり、相手の中で射精したり、フェラチオをしたりされたりという関係があちらこちらででき上がります。命をかけて戦うもの同士、ただの友情ではなく「男同士の愛情」で結ばれ、その情熱を戦いの糧としたのです。

ソクラテスもプラトンもアリストテレスも男が大好き

戦争を基盤として男性優位の社会ができ上がった古代ギリシアでは、哲学者も全員男性。議論は男同士だけで行なわれ、女性は知的に「低い」と考えられていました。弟子は師を強く尊敬し、師に近づきたいと熱望します。つながりを強く持ちたいという欲求から、自分の先生と肉体関係をもつことが一般的となりました。つまり、ソクラテスの弟子であったプラトンは当然、師に性的指導を受けていたはずですし、アリストテレスはプラトンから性の手ほどきを受けたはずです。哲学者同士は、ペニスでつながっていたのです。
男性同士のセックスはタブー視されることはなく、法律上も認められていました。もちろん、女生と結婚している男性が、他の男性と性的関係を持つことも、まったく問題ありません。また、男は立派な男性に性の手ほどきを受けないと、一人前の大人になれないとも考えられていたため、親が自分の子を賢者のところに連れていき、抱かせることも珍しくはなかったようです。小さいうちに賢者の精液を受け取ったりすることで、立派に成長できると信じていたのです。
男同士のセックスはタブー視されることもありますが、歴史上もっとも哲学的に発展した時代であった古代ギリシアにおいては、むしろ積極的に推奨されていたのです。

Menu