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一昔前に大流行した同伴喫茶


中世ヨーロッパでは同伴喫茶が大流行した!?

挿入さえしなければセックスしたことにはならないのか、それともしたことになるのか…。昭和のわが国においては、女性の貞操が重要視され、結婚するまで処女であり続けるべきであると多くの人が考えていました。そのため、フェラチオをしたりクリトリスをなめられたりしても、ペニスの挿入を許さない女性が結構いたのです。入れてないのですから間違いなく「処女」なのですが、だからといって、「純潔」を主張するのは少々違ってはいないか、と議論に上がることがしばしばありました。中世のヨーロッパでも似たようなことがあり、「一応、処女」の女性が大勢誕生しました。そうした人たちが、挿入しないセックスを楽しむためのカフェが大繁盛したのです。

女の性倫理が昭和になって急に固くなった!?

江戸時代までのわが国では、自由奔放な性が許されていました。結婚と恋愛は別物という考え方が一般的で、女性も数多くの男性経験を経てから、親の決めた相手と結婚しました。祭など「出会い」の機会があれば、その日のうちに相手を見つけて茂みで性交するというのもよくあることで、現代の若い女性と同じようにおおらかなセックスを楽しんでいたのです。

明治維新で西洋のキリスト教的価値観が導入されると、西洋かぶれの「処女」信仰が生まれます。聖母マリアのように結婚するまで処女であることが「素晴らしいこと」だと考えられるようになりました。ただ、処女の定義は「未挿入」です。ペニスを入れさせなければ何をしても構わない、という考え方が蔓延し、女性たちの中には、クリトリスをなめさせたり指でいかされたりするのは「OK」と考える人が増えてきます。

男性を納得させるために手でこすっていかせたり、口で愛撫して射精させたりすることも覚えました。精子は口で飲み込んでも妊娠しないから大丈夫、とばかりにフェラチオが大流行しました。

ヨーロッパでも女たちは「処女」のふりをした!?

キリスト教の価値観では、子作りのためのセックス以外は「罪」です。挿入するなら「中だし」でなければなりませんし、子供を作るなら結婚していなければなりません。中世のヨーロッパでは、こうした規律をきちんと守ろうとする風潮が強くなり、独身の女たちが「挿入」を拒むようになりました。

セックスの代わりに流行ったのが「フラート」です。互いに愛撫し合うことで、ベッティングやネッキングのことを指します。夕方になると公園の茂みなどで、若い男女がシックスナインを楽しみました。フェラチオして射精させたり、おっぱいを揉まれながらクリトリス愛撫されたりしていかされます。指を挿入させても、ペニスは入れさせません。

屋外でのフラート人口が増えると、フラート専用のカフェも登場します。現代の「カップル喫茶」のようなもので、簡単な仕切りがあり、その中で恋人たちが半裸になって愛撫し合います。時には隣のブースを覗いたり覗かれたりということもありますが、乱交には発展しません。客は一応、処女ばかりですので、大胆なことにはなりませんでした。

「処女」が大切にされる時代には、ペッティングが流行します。恋人たちはその場所探しに躍起になるため、必然的に同伴喫茶やカップル喫茶が流行るのです。

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